シャープは9月5日、サムスン電子との間で、LTEを含む無線通信規格必須特許のライセンス契約を締結したと発表した。

必須特許とは、標準規格に準拠した製品を製造するうえで特許権者からライセンスを受けなければ特許権の侵害を回避することができない特許のことをいう。

シャープは、W-CDMA、LTE、LTE-Advanced、5G規格に関する6000件以上の必須特許を保有しており、同社の規格必須特許のライセンスを受けている企業は、サムスン電子をはじめ多数に上っているとしている。

NTTドコモとは、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格に関する必須特許のライセンス契約を締結している。