モバイル版「Quadro RTX 6000」のGPUパッケージ

NVIDIAのプロフェッショナル向けGPU、「Quadro RTX 6000」のモバイル版が登場する。

ドイツ・ベルリンで9月6日からはじまる「IFA 2019」に向けて発表されたもので、ASUSのクリエイター向けモバイルワークステーション ProArt StudioBookシリーズの新モデル「ProArt StudioBook One」が、モバイル版Quadro RTX 6000を初めて搭載した製品として市場投入される。

NVIDIAはモバイル版Quadro RTX 6000について、リアルタイムのレイトレーシング、高度なシェーディング、AI拡張ツールの利用など、デスクトップ版に劣らない最先端のパフォーマンスを提供できると説明している。

  • Quadro RTX 6000のデスクトップ版と、今回のモバイル版の性能を比べた資料。各種ベンチマークテストでデスクトップ版に遜色無い結果が出ている

ASUS ProArt StudioBook Oneは、ディスプレイサイズが15.6インチで、CPUがIntel Core i9、メインメモリが64GB DDR4、ストレージがNVMe SSD 1TBといったスペックのWindowsノート。GPUにモバイル版Quadro RTX 6000を搭載しており、ビデオメモリはデスクトップ版同様の24GB容量だ。なお、ディスプレイは4K 120Hzの液晶パネルで、Adobe RGB 100%カバー、出荷時キャリブレーション済み。

  • ASUS ProArt StudioBook Oneの主なスペック

GPUがGPUだけに、電源や熱処理は特別製で、電源には、高密度・高効率化でサイズは従来の同容量電源の半分だという300WのACアダプターを用いる。25mm厚というラップトップ本体にこのGPUを収めるため、チタン製ベイパーチャンバーを用いた極薄仕様の熱冷却ソリューションを組み合わせている。

  • Optimus技術で普段使いの低負荷用GPUへ切り替えながら使うことも可能。ACアダプタは300W大容量だが比較的小型とアピール

  • 発熱は凄そうだが、ラップトップの薄いきょう体に収めるために特別な冷却ソリューションで対策している

  • NVIDIAによるプロ向け認定ロゴプログラム「RTX Studio」に適応する製品が今回、新たにProArt StudioBook Oneを含めて12システム追加されている