カシオ計算機は9月4日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、カーボン積層ベゼル採用の「MT-G」シリーズ2モデルを発表した。レッドモデル「MTG-B1000XBD」とブルーモデル「MTG-B1000XB」の2色を用意し、10月5日より発売する。希望小売価格はレッドが135,000円(以下、税別)、ブルーが120,000円。

今年で発売20周年を迎える「MT-G」シリーズは、メタルと樹脂の特徴を融合させたモデル。新モデルは、既存モデル「MTG-B1000」をベースに、同シリーズで初めてカーボン素材をベゼルに採用した。

  • レッドモデル「MTG-B1000XBD」

  • ブルーモデル「MTG-B1000XB」

ベゼルは、カーボン織材とカラーファイバー織材のそれぞれに樹脂を組み合わせた2種類のシートを幾層にも重ねて立体成形した。レッドモデルにはレッドの、ブルーモデルにはホワイトのカラーファイバー織材の層をアクセントとして取り入れている。

  • レッドモデルのベゼル

  • ブルーモデルのベゼル

バンド部は、レッドモデルではメタルパーツの裏側に耐久性に優れたファインレジンを重ねて軽量化したレイヤーコンポジットバンドを採用。ブルーモデルでは、柔らかくフィット感の高いソフトウレタンバンドを採用している。

Bluetoothによるスマートフォンとのリンク機能や、電波ソーラーなどの機能も搭載。電源はタフソーラー(ソーラー充電システム)で、連続駆動時間は約18カ月(パワーセービング状態)。20気圧防水に対応する。本体サイズはW55.8×D51.7×H14.4mm、重さはレッドモデルが171g 、ブルーモデルが112g。