カシオ計算機は8月7日、メタルウオッチ「EDIFICE」の新モデルとなる薄型クロノグラフ「EQB-1000TR」「EFR-S567YTR」を発表した。9月13日に発売し、税別価格はEQB-1000TRが75,000円、EFR-S567YTRが30,000円。
EDIFICEは「Speed and Intelligence」をコンセプトに掲げた、高機能なメタルウオッチだ。今回の新モデルは、F1レースで活躍するチーム「Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロ・ロッソ)」とのコラボレーション。カシオは2016年から、オフィシャルパートナーとしてScuderia Toro Rossoをスポンサードしている。
EQB-1000TRとEFR-S567YTRは、Scuderia Toro Rossoの2019年用マシン「STR14」をモチーフとして、STR14のボディカラーのブルー、レッド、シルバーの3色を基調に、時計をカラーリングした。
ベゼルとインダイアルを除く文字板全体には、レーシングカーにとって必須のカーボン素材を採用。モータースポーツの精悍さを表現したという。文字板と裏ぶたにはチームロゴ、9時位置のインダイアルにはScuderia Toro Rossoチームの象徴でもある牛のイラストをあしらった。
EQB-1000TR
ベースモデルは、EDIFICEの薄型クロノグラフ「EQB-1000」だ。ベゼル全体にカーボン積層パーツを用いたほか、青地に赤いラインが目を引くバンドの素材にも注目。このバンドは、CORDURAファブリックを使ったケブラー繊維インサートクロスで、軽さ、フィット感、耐久性に優れる。
スマートフォンとはBluetoothで連携。スマホアプリを使って、正確な時刻合わせやワールドタイム設定を行える。ストップウォッチ機能とラップ機能も充実。
搭載するラストラップインジケーターは、前回とのタイム差を-5から+1秒の範囲でインダイアルに示す。ストップウオッチ機能では、計測結果をスマホアプリに転送し、1/1000秒単位で200本のタイプを記録できる。
EFR-S567YTR
ベースモデルは、メタルバンドの薄型クロノグラフ「EFR-S567YD」。文字板を縦断するように大胆な赤いラインを入れ、メタルベゼルの上面にはカーボンのプレートを乗せている。スマホとの連携機能は持たない。