アプリから時折届く「通知」は、いまや当たり前の存在です。速報性の高い情報を伝えたいニュースアプリ、セール情報をタイムリーに届けたい通販サイトアプリなど、通知なくしては存在が色あせてしまうアプリも少なくありません。

iPhoneにおいて通知はアプリ運営者が決めたタイミングで送信でき、多くの場合1日数回のペースで送られてきますが、ユーザがその具体的なタイミングを決定することはできません。通知がジャマに感じられる場合は、そのアプリの通知を禁止するか、「おやすみモード」を有効にして通知を表示しないようにするしかありません。

通知を禁止すると、そのアプリからの通知は届かなくなりますが、通知を許可しているにもかかわらず通知が表示されないことがあります。その場合、通知の設定ミスが考えられるため、『設定』→「通知」の順に画面を開き、そこに表示されているアプリの中から通知が届かないアプリの設定画面を表示してみましょう。

その画面には「ロック画面」と「通知センター」、「バナー」という通知方法が表示され、有効な方法についてはチェックが付いています。タップするたびにチェックはオン/オフされ、3種の通知方法すべてをオンにすることも、オフにすることも可能です。

通知を許可していても3種の通知方法すべてのチェックをオフにしていると、通知が届いたにもかかわらず通知音が鳴るだけ、アイコンにバッジ(赤丸)が付くだけ、という事態がありえます。通知を許可しているから届くはずなのに画面にはなにも表示されない……という場合は、通知の設定画面を見直してみましょう。

  • 通知を許可しているのにiPhoneにはなにも表示されません!

    通知を許可していても画面にはなにも表示されない、という事態はありえます