調査結果から、2019年に月給が上がった人は37%、そのうちベースアップで月給が上がった人は20%であることがわかった。

昨年と比べ「上がった」という回答は9ポイント減少したという。上がった理由として最も多かったのは定期昇給(58%)だった。

「ベースアップ」で月給が上がった人も昨年(23%)に比べると減少している。月給の上昇額は「1,001円~3,000円」が最も多かった。

  • 月給の上昇額 資料:エン・ジャパン

今年ベースアップで月給が上がった人が在籍する企業を業種・規模別に見ると、ベースアップの実施率が高い業種トップ3は「メーカー(機械・電気・電子など)」(12%)、「インフラ(電力・ガス・水道など)」(12%)、「メーカー(素材・食品・医薬品など)」(10%)となった。企業規模では「501~1,000名」(10%)が最多だった。

  • ベースアップ実施率(業種) 資料:エン・ジャパン