パナソニックは5月14日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3製品を発表した。社会問題化している高齢者ドライバーの交通事故多発を受け、安全・安心な運転をサポートする機能を充実させたのが特徴。いずれも2019年6月上旬より発売する。価格はオープン。
3製品とも、主要道路への採用が進む誘導カラーレーンを画面で再現でき、直感的に分かりやすくした。英語表記や高速道路のナンバリングにも対応するなど、外国人ドライバーにも理解しやすい設計としている。
「安全・安心運転サポート」機能も充実させた。一時停止など標識の見落としを音とアイコンで告知し、中高年や運転が苦手なドライバーのヒヤリハットを未然に防いでくれる。「逆走検知・警告機能、逆走注意アラーム機能」も備える。交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した「スイテルート案内」も搭載し、渋滞を避けたルートを自動で探索し案内してくれる。
シリーズ最上位モデル「CN-G1300VD」は、3年間の無料地図更新に対応。16GBのSSDを内蔵し、電話番号約2,570万件、住所約3,870万件、あいまい検索約580万件、ジャンル検索約1,600ジャンルなど、検索用データベースを充実させた。旅行に便利なガイドブック情報や、実際の調査情報に基づいた交差点拡大図、方面看板、家形までわかる詳細地図(1,295エリア)も収録する。
ディスプレイサイズは7型で、受信可能衛生はGPS、QZSS(みちびき初号機のみ)、GLONASSに対応。ワンセグチューナーも内蔵する。本体サイズはW176.5×D21.5×H113.7mm、重さは約360g。
「CN-G730D」は、3年間の無料地図更新がない兄弟モデル。そのほかに「VICS WIDE」には非対応で、リヤビューカメラ対応も省略している。重さは約355g。そのほかの仕様はほぼ共通。
「CN-G530D」は、画面サイズが5V型のコンパクトモデル。本体サイズはW129×D17.8×H86mm、重さは約200g。機能や仕様はCN-G730Dとほぼ共通。