米Microsoftは4月24日 (現地時間)、同社の2019年度第3四半期 (2019年1月〜3月) 決算を発表した。クラウド事業の成長とOfficeの好調な伸び、Windows事業の回復で、売上高・利益とも市場の予想を大きく上回った。好決算が好感されて時間外取引で同社株が急伸、一時時価総額が1兆ドルに達した。1兆ドル超えは、Apple、Amazonに続いて3社目。

12月期の売上高は306億ドルで、前年同期比14%増。純利益は同19%増となる88億ドルで、1株利益は1.14ドルだった。市場予想は、売上高299億ドル、1株利益1ドルだった。以下は部門別の売上高。

More Personal Computing

売上高106億8,000万ドルで前年同期比8%増だった。CPUの供給が改善し始めたことから、Windows OEMの売上高が9%増だった。内訳はOEM Proが15%の伸び、OEM non-Proは1%減。Windows事業においてもサービスが急成長しており、Windows Commercial製品およびクラウドサービスの売上高が18%増だった。

デバイスは、Surfaceファミリーの売上高が前年同期比21%増。新学年シーズン向けの新製品が登場する期待感から購入を控える傾向が見られる中で好調な伸びを記録した。ゲームは、E3での発表待ちからハードウェアが売上高を落としたが、ソフトウェアおよびサービスが12%増、全体では5%増だった。Xbox Liveの月間アクティブユーザー数は7%増の6,300万人。

Productivity and Business Processes

売上高102億4,000万ドルで前年同期比14%増だった。コマーシャル向けOffice製品/クラウドサービスの売上高が12%増。Office 365のコマーシャルシート数が27%増加し、売上高が30%増だった。コンシューマ向けOffice製品/クラウドサービスの売上高は8%増。3月末時点のコンシューマ向けOffice 365の契約者数は3,420万人、前期から90万人の増加だ。

Intelligent Cloud

売上高96億5,000万ドルで前年同期比22%増だった。サーバー製品およびクラウドサービスは売上高27%増。Azureが73%増、サーバー製品が4%増だった。クラウドとAIエンジニアリング、GitHub、法人向けセールスへの投資強化で事業費が22%増加した。