東プレは4月11日、Mac向けキーボード「REALFORCE for Mac」を発売した。第2世代「REALFORCE」の「R2」シリーズをベースとして、Mac標準のキー配置を採用する。標準モデルと独自のAPC機能を備えた静音モデルをラインナップする。価格はオープン。
「REALFORCE」は、入力スイッチに静電容量無接点方式を採用したPC向けキーボード。これまではWindows PC向けのみの提供だったが、今回ついにMac向けにも製品が登場した。
「option」キーや「command」キーを備え、Mac標準のキー配置となるほか、キートップの印字はMacに合わせてシンプルなフォントを採用したという。一方でBoot CampでWindowsを使うユーザー向けに、半角/全角・漢字(E/J)キーをWindows用キーボードと同じ左上に配置。さらに英数(eng)・かな(kana)キーを無変換・変換キーのキーコードに切り替えられる「Win Mode機能」を搭載する。
上位モデルでは、独自のAPC機能(アクチュエーションポイントチェンジャー機能)を搭載。1.5mm/2.2mm/3mmの3段階で、キーの入力位置を全キーおよび個別に設定できる。また、APC対応製品には、キーキャップの下に設置することでストロークを浅くできるスペーサー2種類(2mm厚/3mm厚)と、キートッププラーが付属する。
LEDインジケータや全キー対象のNキーロールオーバー、各キーの列に段差を設けスムーズな入力を補助するステップスカルプチャーなどの機能は、Windows向けモデルから継続する。
標準モデル
テンキーを搭載した、114キー日本語配列キーボード。カラーはブラック+シルバー(R2-JPVM-BK)、スーパーホワイト+シルバー(R2-JPV-IV)の2種類。ブラックの押下圧は30g / 45g / 55gの変荷重。
キートップはブラック+シルバーがレーザー印刷。スーパーホワイト+シルバーが昇華印刷。本体サイズはW142mm×D455mm×H30mm。
APC機能+静音モデル
こちらもテンキーを搭載した、114キー日本語配列キーボード。ブラック+シルバー(R2SA-JP3M-BK)、スーパーホワイト+シルバー(R2SA-JP3M-WH)の2種類。どちらも押下圧は全キー30g。
キートップはブラック+シルバーがレーザー印刷。スーパーホワイト+シルバーが昇華印刷。本体サイズはW142mm×D455mm×H30mm。