「写真」アプリでいうところの「メモリー」とは、複数の写真をひとまとめにしてフォトアルバムやスライドショーの作成を支援する機能をいいます。旅行の写真やパーティーの写真、その他お気に入りの写真をメモリーに登録しておけば、友人・知人に見せたいときにも便利です。

メモリーは、写真の撮影日や撮影地点を基準に作成できます。手順はかんたん、「写真」タブで写真の上に表示された日付または地名をタップすると、それを基準としてひとまとめにされた写真が表示されるので、画面右上の「…」ボタンをタップします。画面下部に現れた「メモリーに追加」をタップすれば、作業は完了です。

メモリーとして登録された写真は、「For You」タブを開けばいつでも表示できます。トップに表示された写真の右下にある再生ボタンをタップすれば、すぐにBGM付きのスライドショーが表示されるので、ただ写真を眺めるだけでは味気ないという場合に重宝します。ただし、選んだ写真が10枚以下の場合、スライドショーを表示するためのボタンは表示されません。

スライドショーのBGMを変更する場合は、再生中の写真の適当な位置をタップして編集画面を表示します。「ドリーミー」や「センチメンタル」など10曲の中から選択するだけで、iPhoneがフェードイン/アウトなどの表示効果を曲調にあわせ付けてくれます(トータルの再生時間は曲により変化)。左下の共有ボタンをタップすれば、スライドショーをムービーファイルとして書き出すこともできます。

なお、メモリーに登録された写真群には、撮影した位置/日時の情報をもとに適当なネーミングが行われますが、スライドショーを表示しているとき編集モードに入り「タイトル」をタップすれば、自由な名称に変更できます。ざっくりした地名ばかりタイトルになるので困る、という場合に試してみましょう。

  • 「写真」アプリの「メモリー」タブってどういう場面で使うの??

    まとまった量の写真は「メモリー」に登録しておくと、楽しく閲覧できます