キャッシュレス決済「PayPay」は3日、iOS/Androidアプリを大幅にリニューアルした。残高の送金機能を1タップで起動できるようになったほか、個人を識別できる「PayPay ID」の設定が可能になった。対応OSはiOS 10.0以降、Android 5以降。

  • 新しいホーム画面。「送金」ボタンが追加された

  • 残高を送るときにパスコードの設定も可能になった

今回のアップデートにより、ホーム画面のアイコンから1タップで、PayPayの送金機能を起動できるようになった。PayPayを使っていないユーザーへも送金できるようになり、送られた側はPayPayに新規登録することで残高を受け取れる。また、送金時に「パスコード」を設定できるようになった。

新たに「PayPay ID」も導入。これまでは、電話番号で送金先のユーザーを指定していたが、電話番号の代わりに「PayPay ID」でユーザーを検索することでも、送金できるようになった。PayPay IDは「アカウント」で設定できる。

このほか、クレジットカードの3Dセキュア(本人認証サービス)フローを改善。また、ホーム画面のバーコードで支払った際に、完了画面を表示するように変更している。