メンターグラフィックス(メンター,シーメンス・ビジネス)は3月28日、同社のプリント基板(PCB)設計フロー「Xpedition」がダイキン工業のグローバル設計環境プラットフォームとして採用されたことを発表した。
ダイキンは世界各地に空調製品の開発拠点を有しており、設計効率と品質の向上に向け、各拠点間におけるCADライブラリと設計データの共有を可能とするソリューションとしてXpeditionの採用を決定したとのことで、これによりグローバルなデータ管理システムが構築されることとなり、製品品質の向上と設計サイクルの短縮が見込めるようになるとダイキンでは説明している。
なお、メンターでは、Xpeditionフローがグローバルに採用されるは、生産性向上と製品設計の改善、市場投入までの時間を短縮し、ダイキンが確実な投資収益率を実現することもつながると確信しているとコメントしている。