Pingdomは2月21日(米国時間)、「The Five Most Common HTTP Errors According to Google - Pingdom Royal」において、HTTPエラーページに表示されるコードのトップ5を伝えた。Googleのデータに基づいて、多く発生しているHTTPエラーコードのランキングを紹介している。
紹介されているHTTPエラーコードおよびその順序は次のとおり。
- HTTP Error 500 (Internal Server Error) - Webサーバで何らかのエラーが発生したことを示すエラーコード。汎用的に使用できるエラーコードで、Googleの検索統計データから判断する限りでは、404エラーよりも多く、最も一般的なエラーとなっている
- HTTP Error 403 (Forbidden) - Webサイト上のアクセスが禁止されているディレクトリにアクセスを試みた場合などに発生するエラー。401エラーと似ているものの、ログインの結果表示されるエラーではなく、401エラーとは明確な違いがある
- HTTP Error 404 (Not Found) - 存在しないWebサーバ上のリソースにアクセスしようとした時に発生するエラー。リンク切れやURLのタイプミス、管理者によってページが別の場所に移動させられた場合などに発生することがある
- HTTP Error 400 (Bad Request) - Webブラウザが誤ってアクセスした時やリクエストが途中で破棄された時などに表示されるエラー
- HTTP Error 401 (Unauthorized) - 制限付きWebページにアクセスした場合に表示されるエラー。通常はログインに失敗した場合に表示される
エラーコードはWebページのようにブラウザに表示されることがあるほか、Webブラウザの提供している開発者モードなどを使用することで確認できる。エラーの内容を理解することで何が問題になっているのかを知ることができ、トラブルに対応しやすくなる。
記事で紹介されているエラーメッセージは基本的にWebサーバが返すものであり、エラーは発生しているがWebサーバは動作していることを意味している。Webサーバが動作していない場合は上記のエラーすら表示されない状況になる。