カシオ計算機は2月21日、明るさ4,000ルーメンのハイグレードプロジェクタ「XJ-S400UN」を発表した。6月より発売する。価格はオープン。
1,920×1,200ドット(WUXGA)での投写が可能なハイグレードプロジェクタ。会社での会議やプレゼン、学校などの教育現場などで役立つエデュケーショナル・ソリューション機能(ES機能)を搭載する。
ES機能の1つ「ワンクリックコネクション」では、PC専用ソフト「C-Connection(シーコネクション)」をインストールし、ワンクリックコネクションファイルを開くだけですぐに無線投映できる。「モデレーター機能」は、最大40の端末をプロジェクタに同時接続でき、投映する画面を選択可能。「オートプロジェクションオフ」では、投映中の機器からの入力信号が途切れると数秒後に自動で投映ライトを消灯する。
加えて、スマートデバイスから資料の切り替えなどが行える「PCリモート」、入力信号を自動検索して投映を開始する「自動入力サーチ」、画面中央にタイマーを大きく表示する「カウントダウンタイマー」、9種類の「テンプレート」、左右を反転させて投映する「ミラーモード」などを搭載する。
そのほかの主な仕様は、投映方式が1chip DLP方式、表示解像度が2,304,000画素(1,920×1,200ドット)、コントラスト比が20,000:1。台形補正は上30度(自動) / 上下30度(手動)。投映画面サイズは30~300型。投影距離の目安は60型時で1.64~2.78m、最短投映距離は0.77m。
レンズはマニュアルフォーカスの光学1.7倍ズーム。映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×2(コンポーネントビデオ兼用)、コンポジットビデオ×1。16Wスピーカー、有線LANポート、USB 2.0ポート×2基も備える。本体サイズはW357×D337×H124mm、重さは5.9kg。
ES機能搭載モデルは、「XJ-S400UN」を含めて10機種をラインナップ。機種構成は、4,000ルーメンのハイグレードモデルが3機種、至近距離から大画面投映が可能な超短焦点モデルが2機種、幅広いプレゼンスタイルに応えるアドバンスドモデルが4機種となる。