慶應義塾大学総合政策学部井庭崇研究室と小田急電鉄は2月7日、訪日外国人の日本の楽しみ方を言語化した「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」を制作したことを発表した。

「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」(A Style Language for Enjoying Japan)は、日本に住む外国人や海外経験のある日本人約50人へのインタビューをもとに、約200個のスタイルを表す言葉とそのカードにまとめたもの。

  • 「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」のカードの例

カ-ドには、日本の楽しみ方のスタイルを魅力的に表した言葉と、その紹介文が日本語と英語で書かれており、イメ-ジ写真も添えられている。全体は、大きく分けて、「見て楽しむ」「触れて楽しむ」「食べて楽しむ」というカテゴリ-で構成されている。

これらのカ-ドを眺めることで、訪日外国人が日本の楽しみ方を知ることができるとともに、訪日外国人を案内する日本人にとっても、どのような観光の案内をすればよいのかを考えるためのヒントにしたり、観光支援をしたりすることが可能。

また、このカ-ドを用いて、他の人と自分たちの日本での経験を語り合うことや、これからやってみたいことについて語り合うこともできるとしている。