Facebookが提供しているメッセンジャーを使っているビジネスマンは相当数に上ると見られるが、2020年以降にWhatsAppやInstagramのユーザーとも、メッセージングのやり取りができるようになる可能性が出てきた。Facebookがこれらシステム基盤の統合作業に取り組んでいると、The New York Timesが伝えている「Zuckerberg Plans to Integrate WhatsApp, Instagram and Facebook Messenger」。

WhatsAppは、日本ではそれほど注目を集めていないが、世界的には人気の高いメッセージングアプリケーションとして知られている。Instagramは写真共有などの機能を提供するアプリで、日本においても高い人気がある。どちらもFacebookに買収されており、Facebook傘下でサービスが提供されている。

  • WhatsAppアプリ

    WhatsAppアプリ

現在、FacebookのメッセンジャーもWhatsAppもInstagramも個別のアプリとして提供されており、このスタイルはこのまま続けるとしている。ただし、内部のインフラストラクチャは統合を進めるとしており、将来的にはこれらアプリの間でメッセージのやりとりができるようになる可能性が高いと見られる。

現在、この取り組みは初期段階にあるとされており、2020年の初め頃に作業完了を目指していると報じられている。