Android Studioデベロップメントチームは1月19日(米国時間)、「Android Developers Blog: Get your apps ready for the 64-bit requirement」において、2021年8月1日以降、32ビット版のみが提供されているアプリはGoogle Playにおいて配信されなくなると伝えた。
2019年8月1日以降、特定の条件下にあるアプリを除いて32ビット版だけの登録やアップデートは不可能になり、基本的に64ビット版の登録が必須になるとされている。
時期 | 内容 |
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2017年 | ネイティブコードを使用するアプリは64ビット版の提供を必須へ |
2019年8月1日以降 | ネイティブコードを含む新規アプリおよびアプリアップデートはGoogle Playに公開する時に32ビットバージョンに加えて64ビットバージョンが必須。ただし、Unity 5.6及びこれよりも前のバージョンを利用しているゲームアプリは2021年8月までは32ビット版のみのアップデートが可能 |
2021年8月1日以降 | Google Playにおいて64ビット版以外のアプリの配信を停止。Unity 5.6またはこれよりも古いバージョンを使っているゲームアプリに関してもこの日以降は提供が停止される |
Android Studioデベロップメントチームは、開発者による64ビット版への移行作業はそれほど難しいものではないと説明している。ほとんどの開発者は多くのアプリをJavaやKotlinなどの非ネイティブコードで開発しており、コードを変更する必要性がないという。
Android Studioデベロップメントチームは、64ビット版アプリがもたらす利点を強調し、まだ移行ができていない開発者に対して早期に移行するように求めている。