Microsoftは米国時間2019年1月7日、公式ブログにユニークな記事を掲載した。同社のDirectX開発チームは動作検証に多くのGPUボードを必要とし、その数は402種類におよんでいたという。

  • Microsoftのオフィスに積まれた歴代のGPUボード(すべて公式ブログより抜粋)

    Microsoftのオフィスに積まれた歴代のGPUボード(すべて公式ブログより抜粋)

同開発チームに所属するShawn Hargreaves氏は、「誰かのオフィスに(GPUボードを格納した)箱を保管することだが、よりよい解決策としてオフィスの廊下をGPUの歴史博物館に作り替えた」と説明した。

  • 左右の廊下に張られた数々のGPUボード

    左右の廊下に張られた数々のGPUボード

Hargreaves氏は「我々のコレクションはメインストリームで成功し、影響力を持つ画期的な製品が並んでいる」と述べつつ、当時の取り組みを思い出せると感想を語った。公式ブログで下記に抜粋した以外に、数々の懐かしいGPUボードの写真が並んでいる。興味を持たれた方は是非ご覧頂きたい。

  • IBMのCGAボード。DirectXの開発とは関係ないものの、MS-DOS時代に使用していたのだろう

    IBMのCGAボード。DirectXの開発とは関係ないものの、MS-DOS時代に使用していたのだろう

  • 今は亡き3dfx InteractiveのVoodoo。90年代後半の3Dゲーム市場では大きな存在感を示していた

    今は亡き3dfx InteractiveのVoodoo。90年代後半の3Dゲーム市場では大きな存在感を示していた

阿久津良和(Cactus)