象印マホービンは1月8日、機能性と使いやすさ、日常生活に溶け込むシンプルなデザイン性を備えた生活家電の新シリーズ「STAN.(スタン)」を発表した。IH炊飯ジャー(NW-SA10型)、電動ポット(CP-CA12型)、コーヒーメーカー(EC-XA30型)、ホットプレート(EA-FA10型)の4製品だ。

発売は2月1日からで、価格はオープン。推定市場価格(税別)、IH炊飯ジャー(NW-SA10型)が33,000円前後、電動ポット(CP-CA12型)が15,000円前後、コーヒーメーカー(EC-XA30型)が10,000円前後、ホットプレート(EA-FA10型)が15,000円前後だ。

  • 象印「STAN.」シリーズ

    「STAN.」シリーズのイメージ

STAN.シリーズは、30代の共働き夫婦や子育て世帯の暮らしに焦点をあてて開発したシリーズだ。忙しい共働き夫婦や子育てを手助けする機能性、使いやすさ、お手入れしやすさ、毎日安心して使える安全性、といった基本性能に、現代の暮らしに寄り添ったデザインを取り入れた。

シリーズ名の「STAN.」には、ユーザーの暮らしに「スタンバイ」し、安全で使用しやすい「スタンダード」な製品をつくり続けるという象印の「スタンス」、この3つの意味が込められている。新製品の概要は次の通りだ。

IH炊飯ジャー「NW-SA10」、離乳食づくりに便利な「ベビーごはん」メニュー

  • 象印「STAN.」シリーズ

    IH炊飯ジャー「NW-SA10」

IH炊飯ジャーのNW-SA10は、強火で炊き続けてうまみを引き出す「豪熱沸とうIH」を搭載し、芯までふっくらしたごはんを炊き上げる。

子育て世帯を意識した機能として、「ベビーごはん」メニューを搭載した。4段階でごはん(おかゆ)のかたさを調整できるので、子どもの成長にあわせたごはん(おかゆ)を簡単につくれる。

そのほか、水を入れると目盛りの色が変化して水位線が鮮明に見える「はっきり目盛」、「フラットトップパネル」「フラット庫内」といったお手入れ性への配慮など細かいところにもこだわっている。本体サイズはおよそ幅23.5cm×奥行29cm×高さ19.5cm、重さは約4.3kg。炊飯容量は5.5合。

マイコン沸とう電動ポット「CP-CA12」、すぐにお湯がわく

  • 象印「STAN.」シリーズ

    マイコン沸とう電動ポット「CP-CA12」

CP-CA12は、コーヒーカップ2杯分のお湯を約2分で沸かせる1300Wの「ハイスピード沸とう」機能を備えた製品だ。すぐにお湯が沸くので、忙しい朝などに重宝する。

子育て世帯を意識した機能として「70℃保温」機能を搭載。一度沸とうさせたお湯をミルクづくりに便利な70℃に保つ機能だ。急いでミルクをつくりたい夜間の調乳などにも便利だ。

このほか、本体が倒れたときに湯漏れを防止する「傾斜湯漏れ防止構造」「転倒湯漏れ防止構造」や、「熱くなりにくい本体設計」「自動給湯ロック」など、安全性にも配慮した。本体寸法はおよそ幅17.5cm×奥行27cm×高さ25cm、重さは約2kg。容量は1.2L。

コーヒーメーカー「EC-XA30」、2人分にちょうどいい

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    コーヒーメーカー「EC-XA30」

EC-XA30は、マグカップ2杯分(約180ml×2杯分)の容量としたコーヒーメーカーだ。水をヒーターで2回加熱し、熱湯と蒸気でコーヒー豆全体を蒸らしてドリップする。ガラス容器とバスケットが一体型で使いやすい「シンプルジャグセット」、カルキを除いてコーヒー本来のおいしさを引き出す「浄水フィルター」などを採用した。本体サイズはおよそ幅15cm×奥行22.5cm×高さ23.5cm、重さは約1.8kg。

ホットプレート「EA-FA10」、深型プレートで料理の幅が広がる

  • 象印「STAN.」シリーズ

    ホットプレート「EA-FA10」

EA-FA10は、深さ4cmの「深型プレート」を搭載し、焼く・煮るを1台でこなすホットプレートだ。本体ガードをプレート面より高くして、熱いプレートに手が触れにくい構造となっているので、子どもと一緒の調理にも扱いやすい。本体ガードとプレートは丸洗いができるので清潔に保てる。

耐久性が高い「トリプルチタンセラミックコートの遠赤平面プレート」を採用し、丈夫で傷つきにくいので、金属ヘラも使用できる。具材をすくえる「樹脂ヘラ」とレシピブックを同梱する。本体サイズはおよそ幅44.5cm×奥行30.5cm×高さ14cm、重さは約4.8kg。電源コード約2.5m、最高温度250℃。