SpaceVimの開発チームは米国時間2018年12月25日、バージョン1.0.0をリリースしたことをTwitterで報告した。SpaceVimはspacemacsに触発されて、VimおよびNeovimの機能拡張を行う設定ファイル、およびプラグイン集として、2017年1月から開発を着手している。SpaceVimはプラグイン単位ではなく、利用する機能をまとめたレイヤーという概念を用いているが、バージョン1.0.0では、オートコンプリートレイヤーのレイヤーオプションを新たに追加した。

  • Dockerで実行中のSpaceVim(Neovim)|

    Dockerで実行中のSpaceVim(Neovim)

この他にもブートストラップログ機能やFlyGrep.vimでfindstrのサポートを追加している。Windows版に限ればvimdocコマンドやFlyGrep.vimおよびNeovimのサポートを修正した。詳しくはリリースノートをご参照いただきたい。インストールはcurlコマンドで容易に行えるが、既存環境に影響を与えるため、Dockerでの試用を経てから本番環境に展開することをお薦めする。

阿久津良和(Cactus)