Core Xが第7世代から第9世代に更新

Intelから、第9世代のCore Xプロセッサ(Skylake-X Refresh)が登場、第1弾モデルとして「Core i9-9900X」「同 i9-9820X」が発売された。どちらも10コア/20スレッドの下位モデルで、動作クロックが異なる。TDPは165W。CPUクーラーは付属せず、別途用意する必要がある。価格は126,000円前後と112,000円前後だ。

  • Intelの「Core i9-9900X」と「同 i9-9820X」。箱は従来通りだ

  • 製造プロセスは14nmで変わらない。パッケージもLGA2066のままだ

第9世代Core Xは、8コアの「i7-9800X」から18コアの「i9-9980XE」まで、7モデルがラインナップ。パッケージは従来と同じLGA2066で、チップセットは引き続きX299が利用される。従来の第7世代Core X(Skylake-X)から大きな変更は無いものの、i9-7900X→i9-9900Xはクロックの高速化、i7-7820X→i9-9820Xはコアの増加と、全体的に強化されている。

4wayグラフィックス対応のWSマザー

ASUSの「WS Z390 PRO」は、Intel Z390チップセットを搭載するワークステーション向けマザーボード。PCI Express x16スロットを4つ備えており、x8/x8/x8/x8の帯域による4wayグラフィックスが可能だ。「AI Overclocking」により、CPUやクーラーに最適な設定を予測することもできる。価格は71,500円前後。

  • ASUSの「WS Z390 PRO」。2つのM.2スロットには、大型クーラーを搭載

  • バックパネルには、Intel製GbE×2ポートや、USB3.1タイプCなどを搭載