アクロニス・ジャパンは11月28日、個人ユーザー向けのバックアップソフト「Acronis True Image 2019」のアップデート版「Acronis True Image 2019 Cyber Protection」を発表した。「Acronis True Image 2019」を所有している場合は無料でアップデートできる。

ラインナップは、買い切り型のStandard、年間サブスクリプションで250GBのクラウドバックアップが可能なAdvanced、1TBのクラウドバックアップが可能なPremiumの3種類。価格はStandardとAdvancedが5,480円、Premiumg10,980円。現在はブラックフライデーセールを実施しており、StandardとAdvancedが3,836円、Premiumが7,686円で購入できる。

クローン作成とミラーイメージングによるバックアップ/復元が可能で、元データと同じものがバックアップできるので、システム全体、もしくは特定のファイルを確実に復元できる。バックアップはローカルとクラウドの両方に作成可能。

新機能として、仮想通貨のマイニングを実行するマルウェア「クリプトジャッキング」を検知・遮断する「クリプトマイニングブロッカー」を搭載。クリプトマイニングマルウェアをリアルタイムで発見し、システムのパフォーマンスを維持する。

もう一つの新機能は、Office365のアカウントに保存されているデータ全体をバックアップする機能。Outlookメールと添付ファイル、OneDriveに保存されているフォルダとファイルをバックアップ/復元できる。この機能は、AdvancedとPremiumでのみサポート。

使用できるPCは1台までで、3台または5台で使用できるライセンスも用意。対応OSはWindows XP(SP3) / 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、Windows Home Server 2011、Mac OS X 10.11以降、Android 4.1以降、iOS 8以降。