ラックは11月15日、クラウド上で稼働するサーバのセキュリティ監視・運用サービスを行う「Deep Security 監視・運用サービス」の提供を2019年4月に開始すると発表した。

同サービスは、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」がトレンドマイクロの総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」を用いて、運用・監視を担う。

「Trend Micro Deep Security」は、「データの改竄、破壊」「データ窃取」「コンピューターリソースの無断使用による他への攻撃加担や追加コストの発生」などの対策に有効な「不正プログラム対策」「IPS/IDS」「ファイアウォール」「変更監視」「セキュリティログ監視」など、サーバセキュリティに必要な複数の機能を1つの保護モジュールに実装した総合サーバセキュリティ対策製品。

同製品は、オンプレミスおよびクラウド環境に展開されたサーバのセキュリティ対策を支援するが、同サービスはどちらの環境にも対応する。

重大なセキュリティ事件の発生に備え、サイバー保険がバンドルされた「事故補償パック for JSOC」も提供しており、万一の場合はサイバー保険を適用し、サイバー救急センターによる初動対応や原因調査を実施することも可能だという。