日本マイクロソフトのWindows 10タブレット「Surface Go」に、LTE Advancedに対応したSIMフリーモデルが登場する。11月13日から先行受注を開始し、11月29日に発売。税別の参考価格は84,800円。今回のLTEモデルは法人向けで、一般向けのSurface Go LTEモデルは未定となっている。
Surface Goは、2018年8月に発売されたWindows 10タブレット。10型1,800×1,200ドットの画面を持ち、標準モデルの重さは522g、ほぼ必須オプションのタイプカバー(税別参考価格yは15,400円)を取り付けても計765gという軽量小型を実現している。2018年7月には発表会も開催されており、その時点で2018年内にLTEモデルを投入することが明らかになっていた。
法人向けモデルと一般向けモデルの違いは、大きく2つある。1つはOSで、法人向けはWindows 10 Pro、一般向けはWindows 10 Sだ。一般向けのWindows 10 Sは、無償でWindows 10 Homeに変更できる。もう1つは、「Office Home & Business 2016」の有無。一般向けモデルは標準搭載だが、法人向けモデルは搭載していない。
今回の「Surface Go LTE Advanced」モデルは、22バンドに対応している(1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 66)。SIMのタイプはNano SIMで、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)という大手キャリアと、相互接続性試験を実施済み。そのほかおもな仕様は以下の通りだ。
- 型番:KC2-00014
- OS:Windows 10 Pro
- 本体サイズ・重さ:約245×175×8.3mm・約532g
- ディスプレイ:10インチPixelSense(1,800×1,200ドット、217PPI、アスペクト比3:2、10点マルチタッチ)
- バッテリー駆動時間:最大約8.5時間の動画再生
- CPU:Intel Pentium Gold 4415Y(2コア/4スレッド、1.60GHz)
- メモリ:LPDDR3-1866 8GB
- ストレージ:128GB SSD
- グラフィックス:Intel HD Graphics 615(CPU内蔵)
- ネットワーク:IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
- フロントカメラ:5メガピクセル、1080p、Windows Hello対応
- リアカメラ:8メガピクセル、1080p、オートフォーカス
- インタフェース類:USB Type-C、microSDXCスロット3.5mmヘッドセットジャックなど