富士通クライアントコンピューティングは6日、約698gの13.3型ノートPC「LIFEBOOK UH-X/C3」を発表した。13.3型ノートPCで世界最軽量を実現している(同社調べ)。11月15日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別250,000円弱。
「LIFEBOOK UH-X/C3」は、約698gという軽さでモビリティを追求した13.3型ノートPC。同社が2017年10月に発表した世界最軽量13.3型ノートPC「LIFEBOOK UH75」(以下、UH75)は748gだったが、ここからさらに50gの軽量化が図られている。
軽量化のポイント
50gの軽量化は、液晶や本体素材の変更で(50gの)6割ほど、基板やキーボード下の金属板の軽量化で4割ほど軽くしたという。液晶は、薄型化した最新世代のIGZO液晶を採用。また、軽量で剛性も高いマグネシウムリチウム合金を、従来使っていた天板に加え、新たにキーボード面の素材にも採用した。基板については、UH75比で15%小型化したほか、キーボード下の金属パネルも強度に影響のない範囲で薄型化し、軽量化に貢献している。
一方で、天板側面の肉厚を増したり、開閉時に指がかかる液晶ベゼル上部に補強材を追加するなど、剛性を高める工夫も行われているという。
インタフェースは、UH75の搭載ポートを引き継ぎいだ上で、USB Type-Cポートを1基純増。指紋認証センサーは省かれたが、代わりにWindows Hello対応の顔認証センサーを搭載した。タッチパッド部は、四角い操作エリアを対角5mm拡大し操作性を高めている。
LIFEBOOK UH-X/C3の主な仕様
LIFEBOOK UH-X/C3の主な仕様は、CPUが第8世代のIntel Core i7-8565U(1.80GHz)、メモリが8GB(8GB×1、交換不可)、ストレージが512GB SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)など。OSはWindows 10 Pro 64bit。
通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T準拠の有線LAN、Bluetooth 5.0。
インタフェースは、USB 3.1(Gen2)Type-C×1(PD対応。45W以上の給電で本体充電可能)、USB 3.1(Gen1)Type-C×1(PD対応)、USB 3.0 Type-A×2(うち1ポートはパワーオフUSB充電機能付)、HDMI出力端子×1、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート×1、SD(SDHC/SDXC)メモリーカードスロット×1など。バッテリ駆動時間は約11.5時間(JEITA 2.0)。