シグマは11月2日、フォトキナ2018にて発表した交換レンズ「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」と「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM」に関して、日本国内での価格と発売日を公開した。あわせて、「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」発売記念キャンペーンも実施する。

SIGMA 56mm F1.4 DC DN

  • SIGMA 56mm F1.4 DC DN
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「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」は、Contemporaryラインに属する小型軽量のAPS-C用中望遠レンズ。マイクロフォーサーズ用とソニーEマウント用を用意。発売日は11月22日で、価格は57,000円(税別)。

焦点距離16mmと30mmに続く、「F1.4 DC DN」シリーズの3本目となる56mmモデル。周辺光量と歪曲収差をカメラ側の機能で補正する前提で設計しており、小型化を図っている。レンズ構成は6群10枚で、SLDガラスを使用することで軸上色収差を良好に補正する。

真鍮製バヨネットマウントを採用し、マウント部にゴムのシーリングを施した簡易防塵防滴機構を採用。主な仕様は以下の通り。

  • 最小絞り : F16
  • 絞り枚数 : 9枚 円形絞り
  • 最短撮影距離 : 50cm
  • 最大撮影倍率 : 1:7.4
  • フィルターサイズ: 55mm
  • 最大径 : 66.5mm
  • 長さ : 59.5mm
  • 重さ : 280g

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM

  • SIGMA 40mm F1.4 DG HSM
  • SIGMA 40mm F1.4 DG HSM
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「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM」は、Artラインに属する焦点距離40mmの大口径単焦点レンズ。マウントはキヤノン用 / ニコン用 / シグマ用を用意。発売日は11月22日で、価格は160,000円(税別)。ソニーEマウント用の発売日は未定。

Artラインレンズは、映像制作用プロフェッショナル機材「SIGMA CINE LENS」に採用されており、5,000万画素を超えるフルフレームスチルカメラの解像力にも耐える高い光学性能を有する。

レンズ構成は6群10枚で、FLDガラス3枚とSLDガラス3枚を効果的に配置し、軸上色収差と倍率色収差を極限まで補正。ピント面も絞り開放からシャープに結像する。レンズ最前面には撥水防汚コーティングを施し、各所もシーリング。優れた防塵、防滴性能を備える。主な仕様は以下の通り。

  • 最小絞り : F16
  • 絞り枚数 : 9枚 円形絞り
  • 最短撮影距離 : 40cm
  • 最大撮影倍率 : 1:6.5
  • フィルターサイズ: 82mm
  • 最大径 : 87.8mm
  • 長さ : 131mm
  • 重さ : 1,200g

レンズケースプレゼントキャンペーン

「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」の発売を記念して、オリジナルレンズケース「LS-302S1A」のプレゼントキャンペーンも実施する。

「LS-302S1A」は、シグマ・オンラインショップで販売されるものと同一で、DC DN Contemporaryシリーズのレンズ3本を収納可能。

対象となるのは「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」を購入した人(予約分を含む)で、キャンペーンの開始期間は2018年11月22日より。配布数は1,000個で、規定数に達した時点で終了となる。