マイナビは10月23日、AI開発やデータサイエンティストの人材採用・育成サービスを提供するSIGNATEと共同で、データサイエンティストに特化した、コンペティション型インターンシップ「マイナビ×SIGNATE Student Cup 2018」を実施すると発表した。

今回の先端IT人材に特化したインターンシップ企画は、同社初の試みとなり、11月23日までテーマとなるアルゴリズムの投稿を受け付け、12月19日に企業も参加するアフターイベントを開催。

近年、AI・ビッグデータ活用の取り組みが過熱する一方、主役であるデータサイエンティストは世界的に不足しており、同企画は優秀なデータサイエンティスト人材の発掘と育成を目的に、会員数1万人を突破した国内最大規模のデータサイエンティストコミュニティ「SIGNTATE」と共同で実施するデータ分析のコンペティション型インターンシップとなる。

学生は「Jリーグの観客動員数予測」という課題に対して、過去の数値やチーム名、天候などのデータをヒントに予測分析を行い、アルゴリズムをSIGNATEに投稿し、その成果を競い合う。

入賞者には、総額100万円の賞金を授与し、12月に開催するイベントでプレゼンテーションの機会を得ることができるという。

イベントには企業も複数参加し、実際に活躍するデータサイエンティストからフィードバックを受け、ディスカッションすることが可能なことに加え、「マイナビ2020」の会員であれば誰でもSIGNATEが提供するオンライン講座を受講できるため、学生のスキルアップにも寄与するとしている。

参加資格は日本国内の大学、大学院、高等専門学校、専門学校などの学校に在籍している学生(博士課程を含むすべての学生が対象、個人参加あるいはチームでの参加も可能だが社会人学生は対象外)となる。