フィリップ モリス ジャパンは10月23日、加熱式タバコ「iQOS(アイコス)」の新型モデルとなる「iQOS 3」と「iQOS 3 MULTI」を発表しました。全国に9店舗あるiQOSストア及びiQOSオンラインストアにて、11月15日から発売します。税込み価格は「iQOS 3」が10,980円、「iQOS 3 MULTI」が8,980円です。
都内で開催された発表会は、新型モデルの世界初お披露目。日本のみならず、世界各国の記者が会場に詰めかけました。フィリップ モリス ジャパン社長のシェリー・ゴー氏は、「今日、非常にワクワクする発表があります。早く知りたい! とお思いの方が多いと思いますので、じらすつもりはありません」とあいさつもほどほど。
すぐさま、フィリップ モリス インターナショナルCEOのアンドレ・カランザポラス氏を招き入れ、新型モデルのプレゼンテーションがスタートしました。
壇上に立ったカランザポラス氏は、「iQOSは4年前に、世界に先駆け日本で発売されました。喫煙者のためにより良い代替製品を創る、という我々の夢をiQOSが叶えてくれました」と語り、全世界で約600万人の喫煙者が紙巻きタバコを止め、完全にiQOSへ切り替えていること、現在は43カ国で800万人以上もの人々がiQOSを利用していること、日本は世界のどの国よりも数多くのユーザーが存在すると述べました。
「だからこそこの日本で、世界で最初に、これまでで最高のiQOSを発表させていただきます」(カランザポラス氏)と語りました。
全世界で10億人ともいわれる喫煙者に対して、iQOSは4つの約束を掲げてきました。バランスと調和した生活、害は少なく常に最高の味わいと満足を提供、直感的で洗練された美しさ、科学的な根拠へのコミットメント。健康へのリスクを低減しつつ、喫煙の満足度を高めるため、iQOSを改善・改良し続けてきたと語るカランザポラス氏。その結果、誕生したのが今回のiQOS 3、iQOS 3 MULTIというわけです。
「ほぼすべてを一新した」とはカランザポラス氏の言葉。喫煙の味わいや満足感、今までの科学的な裏付けはそのままに、エレガントな姿でストレスフリーな操作感をもたらすサイドオープニングシステムを採用したiQOS 3、iQOSシリーズ初の連続使用に対応してオールインワンボディが魅力的なiQOS 3 MULTIがアンベールされました。
サイドオープニングシステムを採用したiQOS 3は、ホルダーの出し入れがよりスムーズになったうえに、全方位対応のマグネットによってホルダーの向きを気にせずカンタンに格納・充電が可能に。充電の待ち時間も短縮され、従来品と比べて40秒の高速化が図られています。また、iQOSを落としてしまったというユーザーも多いかと思いますが、すべての素材・設計を見直したプロテクトプラスによって、信頼性が向上しています。
オールインワン型で50gというシリーズ最軽量のiQOS 3 MULTIは、シリーズ初となる連続使用に対応。待ち時間ゼロで、10回続けて使えるようになりました。実物を手に持った印象では、本体の重量バランスが良いためか、喫煙していても重さを感じません(といっても50gなのでもとから軽いのですが)。
日本の加熱式タバコ市場は競争が激化していますが、カランザポラス氏は「最良の製品、最高のユーザー体験を提供し、iQOSユーザーはもちろん、新たなユーザーを獲得したい」と意気込みを語ります。合わせて、「ユーザーの声に耳を傾け、より良い体験を提供できるよう改良を続けていきたい」としました。