ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は10月11日、東北のIT企業と青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県の企業および自治体に対して、クラウド活用に必要なサービスとセキュリティ対策サービスを提供する協業ビジネスを本格的に開始することを発表した。

今回の発表に伴い、4月に仙台市内に設置したオフィスを東北支社(仙台市青葉区)として、東北地方の営業拠点とする。これまで同社は、東北地方の地方自治体を中心にホームページリニューアルやセキュリティ対策、セキュリティ運用サービスを提供してきた実績や、2016年に宮城県仙台市に首都圏開発プロジェクトのニアショア拠点として100人規模の開発センターを開設するなど、東北地方でビジネスを推進している。

現在、同社は企業のクラウド活用を推進・支援する新ブランド「clouXion(クラウジョン)」や、セキュリティの運用監視を提供するマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)などサービス開発を強化しており、東北支社はこれらのサービスにより、パートナーとなるIT企業の提案の幅を広げる支援や、サービス導入後には専門家によるクラウドやセキュリティ運用を24時間365日体制で提供していく。