グローバルウェイは9月4日、「コンサルティング業界の働きやすい企業ランキング」を発表した。調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、 対象期間中に職種「コンサルタント」のユーザーから「キャリコネ」に10件以上の評価が寄せられた企業。
調査結果は、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイトのユーザーによる「労働時間」「やりがい」「ストレス度の低さ」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目の評価の平均点を総合評価としてまとめている。
第1位は、各項目においてバランスよく高評価を得たEY新日本有限責任監査法人。育児や介護との両立支援に力を入れており、 所定労働日数を減らした働き方も可能だという。
「残業は部署によって異なる。 監査部門は残業が多いと聞くが、 コンサル部門はプロジェクトによって異なる。 コンサル部門では土日出勤は必要があるときのみ。 朝の出社は自由な雰囲気があるので、 始業時間に全員が着席しているわけではない。 有給休暇取得推奨はしているので、 休暇も取りやすい環境にはある」(会計コンサルタント/30代前半男性/年収700万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位は「やりがい」「給与」に関する満足度が高い結果を得たデロイト トーマツ コンサルティングだった。 新卒採用は「ビジネスアナリスト」からのスタートで、 学部卒で基準年額は約530万円。 働き方の多様化に力を入れており、 2020年5月までに女性管理職比率を20%まで高める目標を掲げているという。
「給与面では、 毎年昇給していくため、 非常に満足度が高かった。 評価制度も目線を合わせて実施しており、 納得感はあった。 全社的に、 今後もIT案件を拡大していくことを目指しており、 その部分に自身のキャリアを描くことができる方は入社を勧める」(経営コンサルタント/30代前半男性/年収900万円/2016年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位はアクセンチュアだった。 同社は在宅勤務制度や週3日(20時間)以上で勤務時間を設定できる短日短時間勤務制度などを用意しており、 育児や介護との両立支援にも注力。 報酬面では業績賞与、 パフォーマンス報酬、 シェアオプション付与といった制度もあり、 「給与」の満足度が高かったという。