Amazon.co.jpは3日、Dolby VisionやHDR10+に対応したストリーミングメディア端末「Amazon Fire TV Stick 4K」を発表した。予約受付を開始しており、出荷開始は12月12日。価格は税込6,980円。Amazon Alexaに対応する音声認識リモコンも標準で付属する。
「Amazon Fire TV Stick 4K」は、スティック型のテレビ用ストリーミングデバイス「Fire TV Stick」の新モデル。大きな特徴として、映像の明暗を細やかに表現するDolby VisionとHDR10+に対応した。これにより、Dolby AtmosやHDR10+に対応したコンテンツを、対応ディスプレイで楽しめる。また、新たに1.7GHz駆動のプロセッサを採用し、現行の第2世代モデルと比べパフォーマンスが80%以上向上したという。
付属の音声認識リモコンは、Amazonのアシスタント機能Alexaに対応。Bluetoothや赤外線機能を備え、対応オーディオ機器の電源や音量、消音をボタン操作できるほか、音声でも同様の操作が行える。
従来と同じく、音声によるコンテンツ検索や早送り、巻き戻しといった操作も可能。また、Alexaに対応したことで、「アレクサ、4Kのテレビ番組を見せて」「アレクサ、アニメを見せて」といった呼びかけでコンテンツの再生が行えるほか、音楽やニュース、天気予報の視聴などのAlexaスキルも利用できるようになった。
Alexa対応音声認識リモコンは単体でも発売。価格は2,980円で、3日から予約受付を開始している。出荷開始日は12月12日。
なお、既存のFire TV (第3世代、2017年モデル)とFire TV Stick(第2世代、2017年モデル)でも、ソフトウェア・アップデートにより、付属の音声認識リモコンでAlexaの利用が可能となる。アップデートは12月に予定。