ベンキュージャパンは9月27日、レーザープロジェクタの新製品として、5,000ルーメンの高輝度モデル「LU950」と、超短焦点モデル「LH890UST」を発表した。9月28日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は300,000円前後から。

LU950

  • LU950

「LU950」は、1,920×1,200ドットの投写が可能なレーザープロジェクタ。店頭予想価格は400,000円前後(税込)。

5,000ルーメンの明るさと100,000:1のコントラスト比を達成しており、光源にはレーザーを使用。時間の経過とともに色と輝度が減退するのを防ぎ、メンテナンスフリーで約20,000時間の動作が可能としている。

DMDチップ、カラーホイールセンサー、レーザーバンクなどの光学部品を保護するため、密閉型のレーザーモジュールとライトエンジンを搭載。IP5Xの防塵性能を備える「Dust Guard Pro」も備えている。

光学1.6倍ズームレンズを搭載し、上下60%、左右23%のレンズシフトが可能。設置の自由度が高く、天井/壁/床に対して斜めの投射もサポートする。

このほかの主な仕様は、投写方式がDLP、画面サイズが30~300型、投写距離が100インチで約2.93~4.7mm、120インチで約3.51~5.64mm、150インチで約4.4~7.04mm、180インチで約5.28~8.45mm。対応解像度は640×480~1,920×1,200ドット。

映像入力インタフェースはHDMI×3、D-Sub×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1など。HDBaseTにも対応する。10Wのスピーカーを内蔵し、本体サイズはW490×D380×H159mm、重量は約9.4kg。

LH890UST

  • LH890UST

「LH890UST」は、1,920×1,080ドットで投写する超単焦点モデル。店頭予想価格は300,000円前後(税込)。

スクリーンの真上など、短い距離からの投写が可能。投写距離と画面サイズは、約8cmの距離から81インチ、約19cmの距離から100インチ、約29cmの距離から120インチの画面を投写できる。

明るさは4,000ルーメンで、光学ズームは搭載しない。映像入力インタフェースはHDMI×2、D-Sub×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。本体サイズはW502.1×D399.3×H164.5mm、重量は約9.06kg。このほかの仕様は、LU950とほぼ同等。