Microsoftは米国時間2018年9月24日、米フロリダで開催中のIgnite 2018において、AI(人工知能)を活用した人道支援活動「AI for Humanitarian Action」を行うことを発表した。
本プログラムは5年間にわたって4,000万ドルを投資し、災害対策・児童保護・難民支援・人権保護の4領域において、AIソリューション開発の迅速化を目指す。
Microsoftは2017年7月に環境問題の解決にAIを活用する「AI for Earth」、2018年5月には障がい者支援を実現するAI技術に投資する「AI for Accessibility」を発表してきた。本プログラムについて同社は、「AI技術が支援組織の問題を予測し、対応能力を向上することで状況が変化する。より多くの生命を救い、人々の苦難を軽減して、人間の威厳回復に至る」(Microsoft President and CLO, Brad Smith氏)と述べている。
阿久津良和(Cactus)