エプソンは9月18日、A4対応モバイルスキャナの新製品として、クラス最小・最軽量となる「ES-50」、「ES-60W」(ブラック / ホワイト)の3モデルを発表した。ともに10月5日より発売する。価格はオープン。
ES-50
「ES-50」は、シートフィードタイプのカラーイメージスキャナ。店頭予想価格は14,980円前後(税別)。
従来モデル「DS-30」と比較して体積比で約14%減、重量比で約17%減とよりコンパクト化。使い終われば机の引き出しなどに収納できるので、机上スペースの節約にもなる。
光学解像度は600×600dpiで、CISセンサー1基を内蔵。RGB各色16bitでの読み取りが可能で、読み取り速度は5.5秒/枚。スイッチ類は1カ所にまとまり、操作がしやすいことも特徴だ。スキャナドライバには「Epson Scan 2(TWAIN)」を使用。10月1日には、PC用のスキャナアプリ「Epson ScanSmart」も無料で提供される。
インタフェースはUSB 2.0。電源はUSBバスパワー。本体サイズはW272×D47×H33.8mm、重量は約270g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.11以降。
ES-60W
「ES-60W」は、Wi-Fiによる無線接続が可能なモデル。ブラックとホワイトの2色を用意。店頭予想価格は19,980円前後(税別)。
USB 2.0による有線接続と、IEEE802.11b/g/nによる無線接続に対応。有線/無線の切り替えは本体のスイッチをスライドさせて行う。iOS・Android端末で使用する場合は、アプリ「Epson DocumentScan」を使用する。
本体サイズは従来モデル「DS-40」と比較して、体積比で約51%減、重量比で約42%減。操作確認用の液晶パネルも装備している。本体にはリチウムバッテリを内蔵しており、フル充電時で約300枚のスキャンが可能(A4、300dpi)。読み取り速度は4秒/枚。
本体サイズはW272×D47×H33.8mm、重量は約300g。このほかの仕様はES-50とほぼ同等。