シャープは8月7日、ドラム式のプラズマクラスター洗濯乾燥機2機種を発表した。発売は9月20日で、価格はオープン。推定市場価格は、「超音波ウォッシャー」搭載のES-U111が330,000円前後(税別)、「超音波ウォッシャー」非搭載のES-G111が280,000円前後(税別)だ。

  • プラズマクラスター洗濯乾燥機

    プラズマクラスター洗濯乾燥機(ES-U111)

容量はともに洗濯11kg、乾燥6kg。洗濯にかかる時間はES-U111が約35分、ES-G111が約43分。洗濯から乾燥までは、ES-U111が約150分、ES-G111が約170分。本体サイズはともにW640×D728×H1,104mm。本体はガラスドアデザインを採用。操作部がドアと一体化した「光るタッチナビ」によって、サニタリー空間(水回りのスペース)を美しく引き立てる。

ES-U111は、部分洗いアイテムとして「超音波ウォッシャー」を搭載。超音波ウォッシャーは、先端部分が毎秒約38,000回振動し、衣類の汚れをはじき出す。食べこぼしやワイシャツの皮脂汚れのような部分汚れを落とすのに最適なので、洗濯前の予洗いに使用可能だ。今回のモデルから採用した「時短コース(10分洗濯、ES-G111にも用意)」と超音波ウォッシャーを組み合わせれば、頑固な汚れの洗濯物も短時間でキレイに仕上がるとしている。

ちなみに、超音波ウォッシャーにはハンディタイプもある。レビュー記事『しょうゆも、ワインも、口紅も! - シャープの携帯洗濯機「超音波ウォッシャー」でいろいろ落とす』も掲載しているので、ご一読いただきたい。

ES-U111の乾燥機能は、ヒートポンプとサポートヒーターによる「ハイブリッド乾燥」を採用。乾燥の始めと終わりだけサポートヒーターを利用し、ヒートポンプの立ち上がりを補助。天日干しのように衣類をふんわりと仕上げる。

2モデルともに、洗濯時の給水を利用して乾燥ダクトや排気口を洗い流す「乾燥ダクト自動お掃除」機能を備えた。糸くずや洗剤カスといった汚れを洗い流し、乾燥時の風を通しやすくする。このほか、柔軟剤の香りをより楽しめる「香りプラスコース」も用意した。