リコーは、バリアブル印刷によりOne to Oneのプロモーションを実現する商用印刷向けの新製品として、バリアブルデータプリンティングソフトウエア「FusionPro VDP CREATOR」とイメージバリアブルソフトウエア「FusionPro Expression」を8月2日から発売すると発表した。価格はいずれもオープン。
バリアブル(Variable Data Printing)印刷は、データに応じて印刷する内容を変更して印刷すること。
「FusionPro VDP CREATOR」はダイレクトメールやチラシ等における住所や宛名などの文字情報や、商品などの画像を可変印刷、「FusionPro Expression」はFusionPro VDP CREATORとの連携により、写真上の指定した場所に名前などの文字情報をパーソナライズ画像として可変印刷できる。
新製品は、大量の可変データを効率的に処理できるほか、AdobeのAcrobat ProやInDesignのプラグインソフトウエアであるため、デザイナーや印刷会社にとって使い慣れた操作環境やデザインファイルをそのまま活用できるため、バリアブル印刷物の制作における作業効率やデザイン性を向上するとしている。