Microsoftは2018年7月20日(米国時間)、PowerShell CoreのSnapパッケージを公開した。SnappyはCanonicalが開発したLinuxディストリビューションに依存しないパッケージ管理システム。Ubuntuはもちろん、それ以外のLinuxディストリビューションでも利用が広まりつつある。

  • 標準環境でSnappyはインストールされていないため、各Linuxディストリビューションのパッケージ管理システム経由のインストール手順が必要となる

    標準環境でSnappyはインストールされていないため、各Linuxディストリビューションのパッケージ管理システム経由のインストール手順が必要となる

MicrosoftのPowerShellチームは、Web上で公開している各Linuxディストリビューション用パッケージを継続することを表明しつつも、アップデートを簡素にするSnappyの利用を公式ブログで推奨している。今回は安定版とプレビュー版の2パッケージを用意し、前者は「snap install powershell --classic」、後者は「snap install powershell-preview --classic」でインストール可能。本件についてはCanonicalもUbuntuの公式ブログで取り上げた。

  • こちらは安定版のPowerShell Core

    こちらは安定版のPowerShell Core

  • レビュー版のPowerShell Coreも利用できる

    プレビュー版のPowerShell Coreも利用できる

阿久津良和(Cactus)