ロジクールは6月19日、レーザー式のワイヤレスマウス「M950t」「M905t」の2機種を6月28日から台数限定で復刻販売すると発表した。いずれも、2009年に発売され、2015年に販売を終了した「M950」「M905」の復刻版。機能やデザインはすべて当時のままとし、長年愛用しているマウスを使い続けたいというファンの買い増し需要や、人気の高まるゲーミングPC向けの需要を狙う。

価格はいずれもオープンで、予想実売価格はM950tが税別11,380円、M905tが税別8,380円。販売台数は、M950tが4,000台限定、M905tが1,000台限定となる。

  • 手の握りに合わせたボディ形状を採用し、長時間の使用でも疲れにくいよう工夫した大型モデル「M950t」

  • カスタマイズ可能な計9つのボタンを搭載する

  • コンパクトサイズで持ち運びを重視した「M905t」

  • 7つのボタンを搭載する。2本の乾電池で最大4カ月も駆動する

両機種とも、手になじむ流線型デザインや、ガラステーブルでも問題なく操作できるレーザー技術、ノートパソコンに装着しても出っ張りが少ない小型レシーバーなどを採用し、人気を集めた。現在は、それぞれの製品のコンセプトを受け継ぎながら性能を進化させた「MX Master 2S」や「MX Anywhere 2S」が後継モデルとして登場しているが、約6年にわたり販売したベストセラーモデルを当時のまま台数限定で復刻販売することとした。

  • M950の後継となる現行モデル「MX Master 2S」

  • M905の後継となる現行モデル「MX Anywhere 2S」

M950tの本体サイズはW83.5×H47×D128.3mm、重さは約147g。M905tの本体サイズはW63×H34.5×D90.5mm、重さは約125g。