Origamiは6月13日、福岡市が主催する「実証実験フルサポート事業」の2018年度「キャッシュレス」に関するプロジェクトにおいて、民間施設における実証実験を行う事業者として同社が採択されたと発表した。

  • 授賞式の様子

    左から福岡市長の高島宗一郎氏とOrigami 営業部 シニアマネージャー、事業開発部 データマーケティングチームの古屋 裕太氏

同市の実証実験フルサポート事業は、ITやIoTのテクノロジーを利用するプロジェクトを全国から公募し、同市内で実証実験を行い、地域の活性化や社会課題の解決を目指すものとなる。

今回はキャッシュレスをテーマに、民間企業によるキャッシュレスの取り組みを誘引・活発化させ、その取り組みを多くの市民や観光客が体験することにより、同市でのキャッシュレス機運の向上や民間企業の取り組みの加速を図るため公募を実施。

同社は同プロジェクトの中で、福岡市内の屋台、商店街、商業施設、タクシーなどの民間施設において、キャッシュレス化の実証実験を行う事業者の1社として採択された。この採択を受けて同社は、地域のパートナーを広く募集し、福岡に根付くキャッシュレス社会の実現に取り組む。

なお、同事業では優秀なプロジェクトについては、実証実験の場の斡旋やPRのための場の提供、実証実験に必要な費用の助成(上限20万円、特に優秀と認められるプロジェクトのみ)などのサポートを福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)が行う。