さくらインターネットとセイコーソリューションズは6月13日、両社で協業しセイコーソリューションズの仮想L7ロードバランサ「Netwiser Virtual Edition SX-3890」を、さくらインターネットの「さくらのクラウド」において8月から月額ライセンスの提供を開始すると発表した。

Netwiser Virtual Edition SX-3890は、Netwiserシリーズのソフトウエア版L7対応のロードバランサ。Netwiserシリーズは、負荷分散・セッション維持・SSLオフロード機能などを搭載し、国内の官公庁、エンタープライズユーザーなどが採用し、日本語Web画面で設定が可能だという。

  • 「Netwiser Virtual Edition SX-3890」のコントロールパネル

    「Netwiser Virtual Edition SX-3890」のコントロールパネル

さくらのクラウドで提供する同製品は初期費用を不要とし、月額制で利用でき、1ライセンスで実サーバー256台までの負荷分散とSSLオフロードができる。コントロールパネル上からインストールし、すぐに利用を開始できるため、イベントトラフィック対応なども行うことを可能としている。