NECは5月15日、エンタープライズサーバ「NX7700xシリーズ」の新製品5機種を販売開始し、運用サービス「システムマネジメントサポート」を強化すると発表した。

新製品は、インテル Xeon Scalableファミリーを採用し、独自のファームウェア技術を駆使した高度なRAS機能を継承する。大規模サーバやサーバ統合基盤など基幹系業務システムに適した4Wayラックモデル「A5012M-4」から、コストパフォーマンスに優れたモデル「A5010M-4」まで、さまざまな規模のシステム要件に幅広く対応する。

  • NX7700x/A5012M-4

最長10年間にわたってサーバを安心して利用できる「長期保守対応モデル」も用意されている(対応機種は、A5012M-4、A5010M-4、A5012L-2D)。

また、運用サービス「システムマネジメントサポート」に、NX7700xシリーズ向けの「NXサポートオプション」が新設された。同サービスでは、顧客システムの全体を把握したアカウントサポートチームが製品技術専門スタッフと連携し、システム障害や技術問い合わせに対応する。

そのほか、提案・設計から構築・評価、運用・保守に至る各フェーズの支援サービスを提供し、UNIXシステムやメインフレームからNX7700xシリーズをベースとしたミッションクリティカルなLinuxシステムへの移行を支援する。

製品名 価格(税別) 出荷開始日
NX7700x/A5012M-4 341万8000円から 2018年6月29日
NX7700x/A5012L-2 429万2000円から 2018年6月29日
NX7700x/A5010M-4 194万3000円から 2018年6月29日
NX7700x/A5012L-2D 268万7000円から 2018年9月28日
NX7700x/A5012L-1D 253万円から 2018年9月28日
NX7700x/A5012M-4(長期保守対応モデル) 要問い合わせ 2018年6月29日
NX7700x/A5010M-4(長期保守対応モデル) 要問い合わせ 2018年6月29日
NX7700x/A5012L-2D(長期保守対応モデル) 要問い合わせ 2018年9月28日