さくらインターネットは4月26日、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)領域のシステムインテグレーション(SI)事業を行う子会社として、プラナスソリューションズを5月1日に設立すると発表した。

近年、スーパーコンピューターなどHPC領域において、サービス利用によるコンピューターリソース調達のニーズが高まっている。

同社においてもAI(人工知能)やディープラーニングに最適な高火力コンピューティングが、国立研究開発法人のデータシステム開発および、論文や研究データファイルの解析・計算処理などの用途で採用されるなど運用実績が増えつつあるという。

そのような状況下において、大規模かつ高速なコンピューティングリソースの提供だけでなく、システムの設計から運用・保守までワンストップによる提供のニーズを踏まえ、新会社の設立に至った。

新会社の事業内容はITインフラの設計、構築、販売、運用、保守、そのほかサービスの提供となり、資本金は1億円、大株主および持株比率はさくらインターネットが100%。

さくらインターネットは新会社とともに、インターネットインフラとITソリューションで付加価値向上と事業分野の拡大を進めていく方針だ。