ソフトバンクグループのSBドライブは4月18日、東京電力ホールディングスの福島第一原子力発電所に導入される自動運転EVバスの運行支援を開始したと発表した。

  • 導入される自動運転EVバス(外観/内観)

    導入される自動運転EVバス(外観/内観)

このバスは、仏Navya(ナビヤ)製のハンドルや運転席がない自動運転EVバス。同日から運行が開始されており、これが日本で初めての実用例だという。

SBドライブはこれまでにも、Navyaの自動運転EVバスを使用した実証実験を何度も実施している。今回はそこで得た知見を生かして、自動運転を行うためのソフトウエアの設定やオペレーターの育成などの支援をしていくという。

なお今夏には、複数台のバスを車両ごとに運行管理できる同社の運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」が導入される予定という。