Microsoftは2018年3月26日(米国時間)、「Open Sourcing a WSL Sample for Linux Distribution Maintainers and Sideloading Custom Linux Distributions - Windows Command Line Tools For Developers」において、LinuxディストリビューションをWSLで実行できるアプリケーションパッケージに変換するソフトウェア「WSL-DistroLauncher」をオープンソース・ソフトウェアとして公開したと発表した。
公開されたサンプルパッケージは「Microsoft / WSL-DistroLauncher|GitHub.com」から取得できる。
Windows 10にWSL (Windows Subsystem for Linux)の機能が導入され、ネイティブにLinuxディストリビューションを実行できるようになったことで、Windows 10でLinuxを利用する動きが活発化している。本稿執筆時点で、MicrosoftストアにはUbuntu、openSUSE Leap、SUSE Linux Enterprise Server、Kali Linux、Debian GNU/Linuxの5つのLinuxディストリビューションが登録されている。
「WSL-DistroLauncher」がオープンソース・ソフトウェアとして公開されたことで、これまでよりもLinuxディストリビューションのパッケージ化が簡単になり、Microsoftストアにより多くのLinuxディストリビューション登録されることになると見られる。