スマートフォンを使いはじめたら写真の撮影枚数が急増した、という話をよく耳にします。サッと撮れるうえに高画質、SNSや写真共有サイトへのアップロードもかんたんとくれば、ふだん使いのデジカメがスマートフォンに取って代わられるのも無理はありません。iPhoneも例外ではなく、むしろカメラ機能の充実を差別化ポイントとしているほどです。
しかし、気軽に撮影できるだけに、調子に乗って撮りまくると内蔵ストレージの空きはあっという間に足りなくなります。撮影後の写真はまめにパソコンへ取り込むか、「iCloudフォトライブラリ」などのオンラインサービスと契約してクラウドにバックアップするか、あるいは削除するしかありません。
削除するとなると、「写真」アプリで削除対象を選択しなければなりませんが、まとまった量の写真を一括削除するにはコツがいります。「写真」タブでコツコツ選択していては日が暮れてしまうので、効率的な方法を検討しましょう。
まずは削除対象を絞り込みましょう。「写真」アプリは撮影日時や位置情報を検索対象にできますから、「2017年12月」などの日付、「○○県」などの行政区分をもとに検索を実行します。これで、削除対象をかなり絞り込めるはずです。
次に、削除対象を選択します。ひとつひとつタップしても構いませんが、まとまった量を削除する場合は四角形の対角線を引く要領で画面をドラッグします。これで、その範囲内の写真を一括選択できますから、あとは削除を実行すればOKです。なお、写真タブの「モーメント」画面でも同じ方法で選択できます。