■ LINEマンガ

LINEマンガは、LINEが運営する電子コミックサービス。20万冊のマンガをそろえたストア機能のほか、出版元の垣根にとらわれず、アニメ化作品やドラマ化作品などを無料で連載する連載機能もあります。2018年3月現在では、講談社の『七つの大罪』(鈴木央)や小学館の『坂道のアポロン』(小玉ユキ)、スクウェア・エニックスの『賭ケグルイ』(原作:河本ほむら、作画:尚村透)など、読める作品は200作品以上! 。

ただし、出版社の作品は終了期間があらかじめ決まっており、途中で更新が終了することも。筆者は昨年、毎週楽しみに読んでいた作品の読み終わりに突如現れる「ご愛読ありがとうございました」の文字に、ボーゼンとした経験が何度もあります……。

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  • LINEマンガ、曜日ごとにマンガが分けられています

基本的に連載マンガは、最初の3話+最新の3話が無料。このほかの話は、マンガコインを使って読みます(作品によりますが、1話で大体30コイン)。LINEマンガのオリジナル作品も、少数ながら連載されています。LINEがオリジナルマンガをはじめたのは2015年から。まだ歴史は浅いですが、面白い作品が多いと思います。

筆者のおすすめは、LINEマンガのオリジナル作品『マリーミー!』(夕希実久)。2017年の「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ! 」の女性向けランキングで第1位に輝いています。本当の恋をしてこなかった20代の男性と女性とが、強制的に結婚させられて、同棲していく中で恋を知っていく物語なのですが、とにかくヒロインが可愛くて「あああああああああああああ」(以下発狂)。

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    『マリー・ミー!』、こちらこそマリーミー・プリーズ!

LINEによるオリジナル作品は、マンガ一覧の右上に「LINEオリジナル」の表記が入っていますが、注意しないと見落としてしまう小ささ。自社のマンガでも贔屓せず、他社の人気作品と公平に競っているからこそ、面白い作品が生まれているのでしょう。

■ 後編へ

マンガアプリでは、いつでもどこでも、スマホさえあればマンガを読めます。電車やバス、学校、会社。あらゆる場所で、極上のエンターテインメントが楽しめるなんて……。マンガが人生を劇的に変えることは少ないかもしれませんが、人生をちょっとだけ豊かにしてくれるのは確かだと思います。後編では4本のマンガアプリを紹介しますよ。どんなマンガアプリが登場するか、お楽しみに。

  • 後編へ続く

    後編へ続くってよ