この2018年、HTCがMWC 2018に出展したブースは、全スペースのだいたい6割がVRヘッドセットの体験デモ、残り4割がスマホの展示になっている印象でした。スマホのコーナーには日本でも発売されている「U11」のほか、新しいバリエーションモデルの「U11+」が展示されています。

  • 縦長の6インチ画面を搭載する「U11+」

本機は日本未発売のグローバルモデルですが、U11+の性能・機能をベースに最近のトレンドに合わせて約6インチのディスプレイのアスペクト比を18対9と縦長にしています。片手で握った時の持ちやすさがアップしたことで、女性にもその魅力をアピールしている端末です。

いくつかのカラバリの中で特別に注目したいのが「トランスルーセントブラック」。リアパネルがスケルトン(透明)になっているので、のぞき込むとNFCアンテナが配線されている基板の信号線のパターンが見えます。

  • リアパネルが透明なトランスルーセントブルー

もう一つ日本では未発売のスマホ「U11 Eyes」も展示スペースに並んでいました。約6インチのディスプレイの上側ベゼルにデュアルレンズカメラを搭載。高精細なセルフィ撮影が手軽に楽しめるスマホとして海外で発売されるミドルレンジモデルです。デザインも高級感があって物欲を刺激されました。日本で販売されたら売れ筋になりそうな予感です。

  • フロント2眼仕様の「U11 Eyes」