欧州向けのUltra HD Blu-ray(UHD BD)ディスクプレーヤーも、全4機種が発表されました。パナソニックは、日本ではUHD BDディスクの再生専用機のほかに、レコーダーのディーガも発売していますので、CESで発表された技術やサービスが録画機の方にも反映されるはずです。

  • CES 2018、パナソニック、UHD BDプレーヤー

    UHD BDプレーヤーの上位モデル「DP-UB820」

  • CES 2018、パナソニック、UHD BDプレーヤー

    こちらもチップセットを一新した「DP-UB420」

上位モデルの「DP-UB820」「DP-UB420」は、システム基板のチップセットが2018年モデルから一新されました。先述のHDR10+もサポートしたことで、同じ技術に対応するテレビ、コンテンツと3点セットで組み合わせたときに、高画質なHDR映像を楽しめます。

さらに新機能の「HDRオプティマイザー」により、通常のHDR10対応テレビとコンテンツにつないだ場合でも、タイトル単位で記録されているメタデータから作品全体の映像を最適なバランスに調節して、鮮やかな映像を再現します。上位モデルのUB820は、Dolby VisionのHDR技術にも対応しています。

操作性の面では、Amazon Alexaを搭載するスマートスピーカーを使って、プレーヤーのディスク再生・一時停止、早送りなどのシンプルな操作を、音声コマンドでできるようになります。こちらはスキルを提供する形での対応です。欧州モデルでの対応後に、Alexa対応スマートスピーカーが発売されている世界各地域に展開されるようです。