日本HPは5日、米HP製ノートPCやモバイルワークステーションの一部に搭載されているバッテリパックの一部を自主回収すると発表した。安全上の問題があることが判明したためで、国内における事故の報告はないという。
対象となるバッテリパックは、2015年12月から2017年12月までに出荷したノートPC、およびモバイルワークステーションに搭載されたバッテリパックの一部。保守サポートで修理交換したバッテリパックも対象となり、日本国内では1,748個が該当する。
国内で対象のバッテリパックを搭載、または修理交換した可能性のある製品シリーズは下記6製品。
- HP ProBook 640 G2 Notebook PC
- HP ProBook 645 G2 Notebook PC
- HP ProBook 650 G2 Notebook PC
- HP ZBook 17 G3 Mobile Workstation
- HP ZBook 17 G4 Mobile Workstation
- HP ZBook Studio G3 Mobile Workstation
所有するバッテリパックが交換対象かどうかは、同社Webサイト「HPバッテリパック自主回収プログラム」で配布しているユーティリティで確認できる。該当のバッテリパックを所有していた場合は交換までの間、BIOSをアップデートした上でバッテリの使用を停止する「バッテリ安全モード」を有効にし、常にACアダプタに接続して使用することが推奨されている。