エレコムは12月12日、4K解像度の360度動画を撮影できるカメラ「OMNI shot」(OCAM-VRW01BK)を発表した。販売価格は67,350円(税別)で、12月下旬に発売する。

OMNI shotは、2,000万画素CMOSセンサー×2基を搭載した360度カメラで、IPX4相当の生活防水性能をもつ。動画撮影では、4K(3,840×1,920ピクセル)/30fpsに対応。静止画の解像度は24.5M相当(7,008×3,504ピクセル)だ。WDR(ワイドダイナミックレンジ)撮影が可能で、映像や画像の黒つぶれや白とびを防ぐ。また、Wi-FiやBluetooth機能も備え、スマホと無線接続して、スマホから撮影の開始・停止、撮影画像の確認が行える。

  • OMNI shot

    OMNI shot

撮影モードとして、動画や写真撮影モードのほか、複数枚の静止画をつなぎ合わせて早送り動画をつくるタイムラプスモードや、ライブストリーミングモードも用意。撮影した画像はパノラマモードやスワイプモード、VRモード、端末の動きと連携したジャイロモードの4モードで楽しめる。専用アプリ「OMNI shot」を使えば、YouTubeで360度動画をライブ配信可能だ。アプリの対応OSは、iOS 9.0以降、Android 5.0以降。なおライブ配信の場合、映像の解像度は1,440×720ピクセルとなる。

本体サイズはW35.0×H34.8×D97.0mm、重量は76g。撮影画像はmicroSDHCカード(32GBまで)に保存する。保存ファイル形式はJPEGとMP4。32GBのmicroSDHCカード使用時で記録できるのは、静止画約13,000枚、動画約60分(ともに最大解像度の場合)。電源は内蔵のリチウムイオン電池で、静止画は約130枚、動画は約50分撮れる(ともに最大解像度の場合)。